技術紹介TECHNOLOGY

スケールアップ・量産化SCALE UP ・ MASS PRODUCTION

技術概要

スケールが大きくなると、操作時間が長くなり、小スケールと同じ時間で処理できません。このため、いわゆるスケールアップ・ファクターによって、反応速度や不純物挙動が変化し、小スケール実験を再現性できないことがあります。
神戸天然物化学では、スケールアップファクターを科学的に把握し、問題を事前にキャッチし、対策を講じる様々なノウハウを有しており、お客様の大量製造の技術確立をサポートします。

スケールアップ
技術例

100ccの容器から100リットルの容器へと体積を1000倍にしても、容器の表面積は100倍にしかなりません。熱伝導は表面積に比例しますが、この場合は単位体積あたり1/10の面積しかないので、加熱・冷却の時間は10倍必要になります。
加熱時間の延長によって反応挙動が変化する可能性があります。一方で反応熱は化学速度論的に発生するので、1/10の冷却能力では安全上の問題となる場合もありえます。
神戸天然物化学ではスケールアップに伴う化学工学的なファクターを定量的に把握し、小スケールの実験でデータを取得する設備や解析ノウハウをもっています。クリティカルパラメーターの設定や反応・濾過・分液・蒸留・乾燥など様々な単位操作のスケールアップに対応します。

設備

NMR,MS,クロマトなどの一般的な分析機器に加え、TG-DTA, DSC, RC-1, ARRSTなど熱挙動を分析する設備を完備しています。