『バイオ』の仕事

天然微生物・遺伝子組換え微生物の実験室レベルから5000L（GMP基準）の［培養設備］、経験豊富な［分離・精製技術］、そして［遺伝子組換え発現系の構築］といった高度なバイオテクノロジーを強みとして、バイオ医薬品や各種生物製剤を製造する開発・製造受託事業を展開しています。
豊富な酸化還元酵素・加水分解酵素ライブラリーを保有し、バイオコンバージョンによる創薬研究から臨床試験にいたる医薬品開発のステージニーズに合わせた［リード化合物の創製］や、生体代謝物標準品・反応性代謝物の［安全性評価用代謝物等の提供］を行っています。
将来展開を目指し産学官連携プロジェクトに積極的に参画して新技術の研究開発や新事業の創出にチャレンジしています。

Voice #6

ライフステージに合わせて
フレキシブルな働き方が可能
女性でも活躍できるキャリアビジョンに挑戦

• 生物資源環境科学府 修了／2008年入社
• バイオ開発室

わたしの仕事

ラボスケールの菌の培養、タンパク質精製、酵素反応の生成物の精製などを行っています。最近では、スケールアップを見据えての条件検討もしています。

仕事のやりがい

培養や精製など条件を検討し、生産効率を考えながら仕事をしています。ひとつのテーマを最初から最後まで担当するので、色々な視点からものを見ることが出来ます。結果が出るとどの点が良かったのか、どの点を改善すべきか原因を探り、次の仕事で活かせた時はやりがいを感じます。

入社動機と今後の目標

学生時代の経験を活かせる仕事をしたいと思い、入社を決めました。産休・育児休暇から復帰されている方が多いことも決め手のひとつでした。私自身、産休・育児休暇から復帰した今は、ワークライフバランスの制度を利用し、仕事のスキル向上が目標です。

私が考える「神戸天然物化学」の魅力

ワークライフバランスにとても理解のある会社だと思います。復帰後、子育てと仕事の両立ができるか不安でしたが、周りの方々に支えてもらいながら変わらず仕事ができることを魅力に感じています。復帰されている先輩がいらっしゃるのがとても心強いです。

Voice #7

様々な仲間とのコミュニケーションが、
仕事に革命をもたらし 自身の知識の源となる。

• 生命理学研究科 修了／2016年入社
• 生命科学部

わたしの仕事

主に医薬品メーカーから委託されたテーマについて、工場スケールでの製造に携わっており、テーマの多くは遺伝子組換え微生物あるいは天然物からの生体高分子の分離精製です。最近では、GMPシステムの維持・管理、工場設備の管理も行っています。

仕事のやりがい

工場スケールでの製造は、常に品質が維持された製品をお客様に確実に納品しなければいけないという責任がありますが、トラブルなく製造できた時には大きなやりがいを感じます。また、様々な知識・経験を持ったメンバー複数人でプロジェクトに取り組むので、あらゆる視点で意見を出し合うことで業務や作業環境の改善につながるとともに、自身も幅広い知識が得られます。

入社動機と今後の目標

大学・ポスドク時代はタンパク質の「形」を見る（決める）研究をしており、その研究を進める中でタンパク質の分離精製が最も重要であるという認識を常に持っていました。就職活動の中で神戸天然物化学が分離精製のプロ集団として各メーカーの『縁の下の力持ち』として活躍していることを知り、自分の経験・知識が活かせると感じ応募しました。
今後はバイオ医薬品製造での工程操作の知識を深め、プロセス開発から製造スケールへスムーズに橋渡しできる人材に成長したいと考えています。

私が考える「神戸天然物化学」の魅力

ラボスケールでの初期検討から商用生産まですべてのステージに対応していることが神戸天然物化学の最大の魅力であり、社員もどのステージにも携われる機会があります。これまでの経験を活かすことも、あるいは新しい分野で活躍することも可能な会社です。